複利とは、1か月・半年・1年など一定期間ごとに支払われる利息を元本に加えて、
これを新しい元本として次の利息を計算することです。
例)年利2%で1年複利の商品に100万円を預けた場合、1年目には2万円の利息が付きます。
2年目は102万円を元金として利息が計算されます。
102万円×2%=20,400円 3年目は102万円に2万4百円を加えて1,040,400円が元金となります。
このように複利の金融商品は、利息にも利息が付いていくものですので、単利の商品よりも有利になります。
1年複利より半年複利、半年複利より1か月複利が利息効果は大きくなります。
100万円を単利2%で5年間預金した場合
税引き後元利合計108万円(税引き後)
100万円を半年複利・年利2%で5年間預金した場合
税引き後元利合計108万3,698円(満期時に一括課税の場合)
銀行・ゆうちょ銀行一部の定期預金を除けば複利の商品がほとんどです。
総合口座も複利です。
- 1か月複利:MMF・中期国債ファンドなど
- 半年複利:定額貯金・変動金利定期など
- 1年複利:期日指定定期など
【72の法則】
投資した元本を複利運用して元本を2倍にする利率、年数を求めるのに「72の法則」が有効。
72=金利×年数
例えば金利1%では72年、3%では24年で元金が2倍になる、
100万円を金利3%で預ければ24年間で200万円になるということです。
10年で2倍にするためには7.2%の金利が必要。
借金はあっという間に増えるというのもわかる気がします。